京都・大阪 すみれ茶屋
ORGANIC TEA

京都・大阪
すみれ茶屋 ## Kyoto / Osaka
Sumire-tea

2021/07/22 21:03


京都・大阪 すみれ茶屋 が販売している すみれ茶シリーズは、全て ORGANIC オーガニック(無農薬)です。

最近、某週刊誌が、日本における農薬を使用したお茶の栽培方法に問題があると指摘し話題になりました。

もっとも、それに対し反論もなされています。

何がどう問題であり、どう反論されているのか、まとめていきたいと思います。

今回は、もっと具体的に

ネオニコチノイド系農薬は、茶葉の栽培の際に使用される農薬です。

今回はそのネオニコチノイドについて取り上げようと思います。

以下では、①ネオニコチノイドの受容体について、②ネオニコチノイドの発達神経系への影響について、⓷ネオニコチノイドの発がん性について述べます。

①ネオニコチノイドの受容体について

 某雑誌の記事の中では、農薬・化学物質が引き起こす疾患に詳しい群馬県・A内科小児科のA医師が、人体には体内に入り込んだネオニコチノイドと結びつくニコチン性アセチルコリン受容体があり、この受容体が特に脳に多く存在するため、ネオニコチノイドはニコチン同様に簡単に人間の脳内に入り込むと述べています。

 これに対し某工業会は、ネオニコチノイド系農薬はニコチン性アセチルコリン受容体に選択的に作用して殺虫効果を発揮する化合物であり、その受容体は昆虫にも人にもあるが、昆虫の方が80倍以上~数千倍も親和性が高いため、人への影響は低いという選択性があると反論しています。


②ネオニコチノイドの発達神経系への影響について

 またA医師は、ネオニコチノイドは虫の神経系を攻撃する農薬であり、虫と人間の神経構造は変わらないため、その摂取により人間に対しても脳・精神疾患を引き起こすと考えられている旨も述べています。その症状としては、うつ、短期記憶障害や多動、妊婦の場合は胎児の脳の発達障害を引き起こす可能性を挙げています。

 これに対し某工業会は、日本で使用されている主要なネオニコチノイド系農薬については、より精度が高く検出力の高い試験法である発達神経毒性試験法による試験成績が提出されており、食品安全委員会で評価されていること、また、具体的には述べられていませんが、幅広い毒性試験が実施され、小児や妊婦への影響も考慮した安全性評価が実施されていることから、安全性が確認されている旨反論しています。


③ネオニコチノイドの発がん性について

 某雑誌は、ネオニコチノイド系農薬が発がん性を擁する危険な物質であるという指摘も挙げています。そこでは、食品の安全性を研究・検証している、NPO法人食品と暮らしの安全基金で代表を務めているB氏が、内閣府食品安全委員会の農薬評価書において、ネオニコチノイド系農薬のうち、チアメトキサムは肝細胞がんの増加、チアクロプリドは子宮腺がんの発生頻度の増加につながることが記されていることを指摘しています。

 これに対し某工業会は、食品安全委員会において両剤とも腫瘍の発生機序は遺伝毒性によるものとは考え難く、閾値を設定することは可能であると専門家に評価されたと反論しています。

いずれにしても、日本の茶葉について、農薬にまつわる議論があります。

議論せずに、無農薬のオーガニック・ティー すみれ茶シリーズを御賞味ください。

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