2021/07/25 20:05
京都・大阪 すみれ茶屋 が販売している すみれ茶シリーズは、全て ORGANIC オーガニック(JAS)です。
最近、某週刊誌が、日本における農薬を使用したお茶の栽培方法に問題があると指摘し話題になりました。
もっとも、それに対し反論もなされています。
何がどう問題であり、どう反論されているのか、まとめていきたいと思います。
今回は茶葉の製造方法について取り上げようと思います。
以下では、
①ネオニコチノイド系農薬の散布について、
②茶葉の洗浄について述べます。
①ネオニコチノイド系農薬の散布について
某雑誌の記事では、一般的な茶葉農家は年に10回以上もネオニコチノイド系農薬を散布しており、安い茶葉は農薬まみれの粗悪な作り方をされていること、またそのためにお茶農家はそんな農薬を使用したお茶を絶対に口にせず、自分の子どもにも体に悪いから絶対に飲んではいけないと伝えていると書かれています。
これに対し某工業会は、農薬取締法により農林水産大臣の登録を受けなければ、農薬を製造・販売、使用できないとされており、その登録に当たって残留基準を超えない使用基準が設けられていること、また病害虫の抵抗性対策として、同一成分や同一系統の農薬を繰り返し使用しないよう指導がなされていることを述べています。
したがって、そういった適切な使用方法に従って農薬を使用する限り、収穫物に健康上の問題が生じることはない旨反論しています。
②茶葉の洗浄について
また某雑誌は、茶葉は収穫後には一切洗われず、そのまま蒸されて製茶工程に入り、その茶葉をお湯に入れて出てきたお茶を飲むため、農薬を散布された茶葉が原料のお茶を飲むことは、農薬を飲んでいるようなものだと記載しています。
これに対し某工業会は、残留農薬の基準の設定はADIとARfDを食品安全委員会で設定した上で、農薬として使用された場合の推定摂取量がこれらを超えないように設定されていること、その際の分析試料は製茶であり、したがって残留基準値以内の食品を飲食しても健康上の問題を生じない旨反論しています。
いずれにしても、日本の茶葉について、農薬にまつわる議論があります。
議論せずに、無農薬のオーガニック・ティー すみれ茶シリーズ(JAS)を御賞味ください。
ORGANIC TEA SUMIRE TEA
京都・大阪 すみれ茶屋
私も無農薬で農業をしております。スイカの収穫です。